所在地 左京区 |
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選定番号 第5−003号 |
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推薦理由(抜粋) 書院,本堂の南面に広がる池泉鑑賞式の庭園は,東山連峰の大文字山より西に延びる稜線を利用して造られている。椿の季節には,散椿,日光,紅八重侘助など銘種約30種の花が庭園をうずめている。 認定番号
第65号 認定理由 臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院である。書院の南寄りの4室と畳廊下は,延宝3年(1675)造営の後西院御所の御休息所・御番所を貞享年間(1684−88)に移建したものである。また,玄関も後西院御所旧殿の移建であり,本堂は徳川家斉の寄進により享和3年(1803)に再建されたと伝わる。如意ヶ嶽山麓の斜面を利用して造られた庭園は,書院南東側に展開し,東半に築山,西半に園池を配する。その中間には滝石組が築かれ,二連の石橋が園池中央を渡っている。境内には,60種類以上にわたる園芸品種の椿の古木が植栽されており,特に後水尾上皇遺愛と伝わる日光や散椿などが貴重とされる。霊鑑寺は,院御所の旧殿遺構である書院を中心に,玄関,表門,創建当初の植栽が残り,尼門跡寺院としての格式を備えており,貴重である。 市指定文化財(建造物) |
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