所在地 下京区 |
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選定番号 第6-039号 |
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推薦理由(抜粋) 明治のたばこ王,村井吉兵衛が創業した村井銀行七条支店として大正3年に建築された煉瓦造2階建ての建物。正面にドリス式オーダーの4本の円柱を備えた外観が建物の特徴。内部には,天井や建具などが残る。七条通の大正期の景観を伝える建物である。 認定番号
第115号 認定理由 旧村井銀行七条支店として,大正2年(1913)に建築された。設計は吉武長一,施工は清水満之助(清水組)である。煉瓦造2階建,鉄板葺で,パラペットによって切妻造屋根を隠している。七条通に面する南側に主たる入口を設ける。当初,1階の南・西面にL字型にカウンターを設け,東側に営業室としていた。南側は吹き抜けとしていた。北東部分には金庫室が設けられ,現存している。2階には応接室2室などを配していた。昭和39年頃に吹き抜け部分に床を張り,間仕切りを撤去している。ファサードには,本格的なドリス式のジャイアントオーダーを4本並べる。大正期の数少ない煉瓦造による銀行建築として重要であるとともに,京都駅の開設により繁栄した頃の七条通の面影を伝える建物としても評価できる。 |
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