所在地 下京区 |
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選定番号 第7-041号 |
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推薦理由(抜粋) 昭和初期に建てられ,交差点の隅切り部分に建つ。火袋,通り庭など明治・大正期の京町家と同じ特徴を持つが,外壁や内装に洋風意匠を取り入れており,昭和に入り変化する町家の姿を伝えている。 認定番号
第116号 認定理由 朱雀分木町の町家は,昭和8年(1933)に建築されたとされる木造2階建,桟瓦葺の建物である。区画整理によって隅切りされた敷地に対応して1階表側の洋風応接室は五角形となり,また,外観もタイル風鉄板張りや出格子状部分を洋風に仕上げるなど特徴的である。一方,玄関を入ると通り土間が延び,1列に3室を配し,階段も押入内に設けるなど伝統的な町家型の平面が踏襲されている。1階奥は8畳座敷で,床,棚,仏間を並べ,床柱にはツツジの変木を用いる。2階の8畳座敷もビンロウジュの床柱を用い,近江八景風の彫刻欄間を嵌めるなど意匠的に上質である。主屋の奥には離れが建つ。昭和初期における周辺部の近代和風住宅で,町家の系譜を踏襲しつつ近代化が図られた事例として重要な建物である。 |
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